コラム サクラみらいポケット

20年ぶりの挑戦 - 小林

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私をご存知ない皆様、はじめまして。横浜工場3Fに所属しています小林 真二と申します。

世の中は新型コロナウィルス等の暗い話題が多い気がしますが、皆様の生活に影響や変化等ありましたか??

 

私は、自粛期間中に20年ぶりに陸上競技を再開しました。

中学~社会人4年目まで短距離を専門種目として競技をしていた時期がありました。

陸上を始めた動機は、足が速かったからではなく、仲の良かった友人が中学で部活を決める際に陸上部に入ると言ったので、『じゃあ俺も』という単純なものでした。

元々、足が速くはなかったので、最初のうちは練習についていけず、同級生と走っても負けてばかりで悔しい思いばかりしていました。

勝ちたい!!負けたくない!!という気持ちで、部活が終わってからも隠れて走りこみをしたり、筋トレをしたり、子供ながらに努力するということを覚えました。

その後は、学年で一番、学校で一番と結果が出てくれ気付いた時には、走ることが何より好きになっていました。高校時代も、怪我や顧問の不在等のトラブルはありましたが、仲間にも恵まれて楽しみながら競技を続けることができました。

陸上競技を通じて努力すること、結果へのプロセスを考えることを学べたと思っています。

引退してからも世界陸上やオリンピック等、テレビ観戦するのを楽しみにしていました。

再開したキッカケは、昨年に世界リレー選手権という世界大会が新横浜国際競技場で開かれ、その大会を現地で観戦したことです。

一緒に行った高校時代の陸上部の友人と、『また昔みたいに走りたいね~』『でも、時間が無いね』『働きながらだとキツイ』といった会話を帰り道で交わしていました。

それから約半年後、自粛期間中に友人から連絡がきました。

『お互いに、自分のできる範囲で、もう一度、マスターズで陸上やってみない??』

その時、自分の中で気付いたのです。

自分は、『どうすれば出来るか』を考えずに『出来ない言い訳』をずっと考えていのだな~と・・・。

これは自分を変えるチャンスなのかもしれない・・・。

『やってみようかな』

この頃から、なにか吹っ切れて、色んな事を前向きに考えられるようになりました。

そのお陰なのかは解りませんが、物事が好転しだした気がします。

休日の時間も有意義になりましたし、以前に比べて仕事にも前向きに取り組めるようになった気もします

さて、再開するにはしましたが、20年のブランクがありますので、今は専ら動ける身体作りをしているところです。なかなか継続的に練習できないので難しいですが、来年は試合に出るということを目標として日々頑張っているところです。

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