
日々是勉強
僕のモットーは「日々是勉強」です。ただここで言う「勉強」とは、何も机の上で教科書を前にすることだけを指しているわけではありません。すべての経験、感じること。何もかもが勉強と言えると考えています。
最近の趣味はキャンプです。なぜキャンプにはまったかと言うと、一つはゆるきゃん△っていうアニメ(笑)。それと、もともと旅行が趣味で、車で移動すると同時に見る景色や自然をもっと体感したいと考えたからです。何度かキャンプをしてみて思ったのは、やはり朝の空気と、空と太陽の清々しさ。そしてそこで飲む紅茶のうまいこと。新たな発見です。この経験を元に、今度はもっと綺麗な景色や空気を味わいたいという欲が生まれ、キャンプ場を探したりして。旅行の楽しみが広がりました。これ、僕にとっては勉強です。
相対的にしか測れないこと
少し話は変わりますが、本来、人の評価は相対的しか測れないものだと考えています。自分はあの人よりもここが秀でているとか、あの人はこの人よりもここが劣っているなど。
学校のテストでわかるのはあくまでも英数国理社の学力であって、その人の本質を測っているわけではありません。しかしながら、入試などでは選考をしやすくするための絶対値としてテストがあるわけです。もちろん学力もないよりはあったほうがいいですが。
ただ、それはあくまでも学生時代の話。社会に出てみるとどうでしょうか。いい大学を出た人が必ずしも仕事ができるとは限りませんし、逆もしかりです。それは、学校のテストではわからない、器の大きさであったり、人間味であったり。よほど、そのほうが仕事では必要であることが多いためです。ただし、それは絶対値で図ることは非常に困難です。

では、どうやって人を測るかといえば前述の通り相対的に測ることになります。
相対的に測るためにも基準が必要です。その基準はなんになるのかといえば、そう「知識と経験」にほかなりません。
いろいろな人と接し、感じて、共に仕事や生活をしていく中での経験が、自分の中での柱となり人を測ることができるようになります。
ここで言う「柱」。これこそ「自信」です。
「知識」と「経験」が自信のバックボーンになるわけで、その自信がなければ人を測ることもできませんし、いい仕事もできないでしょう。
話が戻りますが、「キャンプ」という新たな経験は一見仕事に関係ないように思いますよね。でもその経験をしたからこそ、社内の方々とコミュニケーションとれた機会が最近2回もありました。そこで新たに教わったこともあります。
「仕事」っていう言葉だけで捉えてしまうととても狭い範囲を考えてしまいがちですが、実際はどんなことだって自分の糧になり、仕事にも役に立つものです。
自分に限りをつけないこと
私も、今年40歳になります。ザ・中年の年になるわけですが、新たなことに取り組むことに対しては、それ相応のエネルギーが必要になってきてます。若いうちはそんなことはなく、さっと取り組めた気がします。これから年齢を重ねていくとともに、今以上にエネルギーがなければ取り組むこともできなくなっていくと思います。
そして、それを吸収することは、なおさらエネルギーが必要になることだと思います。そう、容易に吸収できる年齢には限りがあるのです。若いうちからできること。それこそが新たな取組ではないでしょうか?
僕自身、さくらへ入ったのはコンピュータの知識を持って、システム担当として入りました。それが今は営業です。フォークの免許やめっき技能士などを取るなんてその頃考えもしませんでした。何事にも興味を持ち、新たに取り組んできたからこそ今の立場と仕事が与えられているものと考えています。
自分に「限り」をつけてしまえばそれまでです。
どんなことでもいいから、新たなことに取り組んでみませんか?可能性を信じて幅を広げてみたら、新たな未来が見つけられる。皆さんにも自分自身をそう信じてほしいと願ってます。


