サクラみらいポケット

チャレンジ - 新原

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人生はチャレンジにより成長していけると考えています。

働き始めて約30年余り経ちましたが、様々なことにチャレンジして乗り越えてきたこともあれば、挫折したことも勿論あります。

しかし、経験せずやらないことは得るものも何もないことになると思います。

働き始めた頃は溶接工でしたので、工場などの大きな扉を作ったり、階段また窓ガラスなどの取り付けをしたりしていました。その頃の私は「自分の将来像」も「何になりたい」というものもなく、九州の田舎から静岡に出てとりあえず働いているだけでした。そんな気持ちで働いていたので、3か月も働いた頃には「早く辞めたい」「逃げたい」など、そんなことばかり考えて働いていました。その当時は一応一生懸命やっていたつもりでしたが、気持ちが入っていなかったことと、不器用だったのかもしれません。常にケガをして病院へ治療に通っていました。あまり前向きに仕事をしていなかったのかなと今になっては思います。

そんな時、できあがった製品を引き取りにきた真っ赤な4t車(後になって長崎のトラックだったことがわかりました)を見て「俺もあんな大きくてカッコいいトラックに乗って仕事をしたい」と思いました。その気持ちが少しずつ大きくなり、半年で見切りをつけて、横浜へきてI運送で働き始めました。

勿論、トラックの経験もなく道どころか方向感覚(自宅また会社の方角もわからない)もないので入社してからは日々戦いと言っても過言ではありません。

与えられた仕事をこなすために地図がぼろぼろになるまで使い、運転もままならない状態だったので、東京の幹線道路を走行していると大型トラックの運転手に止められて怒鳴られたこともあります。(内容は全然違いますが今話題の、あおり運転の動画のように怖い運転手がおりてきて怒鳴られました)

配達終了時には会社に終業報告を入れると同時に「どうやって帰ればいいですか?」と聞いてからなんとか帰り着く日々でした。

それでも「この仕事で一人前になるんだ」という気持ちが強く維持できたのは、いくつかあります。

目的

  1. 田舎者だったので都会の人には負けたくなかった。
  2. 諸先輩方のフォローにこたえるため。
  3. 早くに家庭を築きたかったので安定した収入が欲しかった。

変化

そして1年2年働き、なんとか支障なくこなせるようになった頃に、ある方から「もう大丈夫だな、もうトレーラーでも乗れるよ」と言っていただいたことを今でも鮮明に覚えています。もちろん、資格も無ければまだまだ経験も少ない私でしたので、そこまで実感はあまりありませんでした。「遠い遠い将来やれればいいな」くらいでしたが、私にとってその一言はその後の行動に大きく変化をもたらしました。

私の経歴を少しご紹介いたします。

  • 18歳: 4t車の地場配送
  • 22歳: 大型免許取得で8t車乗務(地場)
  • 25歳: 10t車乗務(中距離)
  • 28歳: 牽引免許取得にてウィングトレーラー乗務(地場)
  • 35歳: 運行管理者資格取得
  • 39歳: 株式会社さくら鍍金 入社

上記の過程の中で、少しずつ大きな車になっていきましたが、一歩踏み込んでチャレンジしてきた結果ですが、やはり大きな車に乗るということは「恐怖心」「事故のリスク」が大きくなって行きます。事故を起こすとこちら側に非がなくても加害者になる確率も増えていきます。また車両故障の場合など、路上で停車してしまうと車線を塞ぐことで多大な迷惑をかけてしまいます。ですから、車両のメンテナンスもしっかりおこなわなければなりません。

しかし、自分の将来像に近づけるためには必要と思いチャレンジしてきました。

難しいことだからこそ取り組んで出来る様になった時の喜びは大きいものです。

それは現在社内で取り組んでいる目的目標にも同じことが言えるのかと思います。

当時の運送会社では少しでも大きい車に乗務し荷物をたくさん運ぶことにより会社への貢献度も高くなり認められ、承認されることにより上位職につくという流れでした。

現在のさくらGSでのTLSの役割は依頼があった顧客から製品を引き取り、加工後製品を顧客へ納めるところですので、受け身の部分が大きいです。

これはさくらGSの物流に限ったことではなく前職でも同じで、お断りすることもありますが可能な限り最善を尽くし、ご依頼があった場合に引き受けるスタンスです。

こういう積み重ねが信頼を築いていくのではないかと思います。

結論

私の持論になるかもしれませんが、仕事をしていくなかで大切なことは

  • チャレンジ
  • 誠実
  • 将来像をしっかり持つ(途中経過で路線変更はあると思いますが)

上記のことが信頼を作り、自分を成長させていくことにつながると思っています。

前に書いたことと重複してしまうかもしれませんが

「物事をリスクがあるからといってやらないより、後悔するかもしれませんがやってみる」

このことが一歩前に進めることにつながるのではないでしょうか!

 

プライベートの余談ですが今年も空を飛んできました!!

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