
社内報の目的は、「社内の活性化、誰がどの様な考えをもって、働いているのか?これを少しでも共有することで、組織が活性化し、問題解決などのスピードを上げていく」。お客様へお応えする営業部の責任者としては心強い活動と捉え、参加要請を快く引き受けた次第です。
テーマは、「最近、会社で想うこと」にしました。趣味やプライベートの事と絡めようかと迷いましたが、長くなるので、今回は会社の事に的を絞りました。これからお話しする事は私の主観で綴られており、突っ込みどころ多々あるかと思いますが、どうか最後まで読んでいただければ幸いです。
無我夢中に働き続けた30代
30代の頃は、よく社長から「オレオレ詐欺」と冷やかされたものです。「俺がやりました!俺が居たから結果が出たんだ!」と周囲へのアピールがあまりにも醜く酷かったのでしょうね。指摘されふと我に返ると返す言葉もない状況がありました。しかしながら、その時々の課題に対し必死でした。その努力姿勢に理解があったからこそ、「冷やかし」程度の注意喚起にとどめて下さったのだと思います。

私は今年で48歳になります。会社で活躍出来る時間が、もうそんなに長くはない事を考えると、大変おこがましい事なのですが、仕事の獲得や利益の追求など重要な業務を、後輩たちに指導・継承して行かなければならないと、肝に銘じ仕事に取り組んでいるところです。
どの様に部下への指導を行っているのか?
では、実際にどのように私が部下への指導をしているか。それは、毎年設定される「目的目標の達成」を必死に取組んでもらう事です。勿論、それだけではありませんが、シンプルに言うとこれだけです。
目的目標の達成は基本として会社の利益が向上する設定となっております。ですから目的目標の達成を目指すことで、さくらGSのパフォーマンス※1が向上します。(※1:パフォーマンスが向上するとは、簡単に言うとやる事が減り利益が増えることです。)
会社のパフォーマンスが向上すると何か良いことあるの?
沢山あります。
- 社員への対価を上げることができる。
- 会社の競争力が上がる。見積りで他社を圧倒し、獲りたい仕事の獲得確率がグッと上がる。
- この条件を満たすことが出来れば、安定的に仕事量の確保が可能であり、企業で在り続けることが担保される。
- etc...
企業存続についての考え方は、世の中に沢山あると思いますが、私がここでザっと説明するとこの様な感じになります。
ですから、私は「目的目標の達成」を頭から切り離せません。
直属の部下である方々は、目標達成の為にしつこいくらい私の指導を受けています。なぜしつこくなるのか?それは、結果を出すため「必死に、もがき苦しみ考えてほしい」からです。その成果として「成長」が待っていると信じてやみません。
成長のキッカケ
成長と共に在籍年数を重ねていくと、社外の方と話す機会が訪れます。
いささか限定的な考え方ではございますが、
更なる成長は、
仕事を通じ社外の方と話す事
が、良いキッカケになるからと考えています。
「成長!成長!」としつこくなりましたが、それは最終的に、会社に利益をもたらす頼もしい人材になることを望んでいることにほかなりません。
社外の方と話す機会が増えると、こんなメリットがある。
Step1
- 知らない事を教えてもらえる
- 分からない事があると恥ずかしいので勉強するようになる
- 知識や知見が増え、自分の引出しが増える
- 失敗を重ねながら、対話の中で空気が読める様になる(※注:人によりますw)
- 対外的な信用・信頼度が上がると有力な情報をもらえる様になる。ネットワークが広がる。
さらに成長を遂げると・・・
Step 2
- 会社にとって有益な状態を目指して、利害関係者と交渉出来るようになる
- 協力会社との交渉が出来るようになる(※利他と感謝の心が条件になります)
- お客様と対等に話しが出来るようになる
- 情報網が広がり、会社に無い技術や有益なしくみを持ってくるチャンスが増える
- 客先に応え続けるためになんとかしようと必死に考えるので、知恵が湧くようになる
ここまで来ますと、私自身もどこまで出来ているのか、「?」が付いていてしまいますが、良い機会なので箇条書きにしてみました。

最後に
ここ数年、上記に綴った事を念頭に置き、会社の一助となれればと精進しております。皆さんと目の前の課題に喜んで取組み、考え、いつでもお客様へ応えられる、そんなさくらGSでありたいと考えております。
以上になります。最後まで目を通して頂き、ありがとうございました。
吉成 信明