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ブレない才能?

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私は子供のころから『将来こうなりたい』というヴィジョンのようなものはありませんでした。何とな~く学校に通い、休みの日も特にこれといった趣味もなくテキト~に周りに合わせて過ごしていました。

天から授かったこういった“ブレない才能?”は大人になり、会社に入ってからも変わらず、言われた仕事をこなすだけで、これまであまり自分の考えを持たずにやってきました。

仮に自分の考えがあったとしても意見が対立するのが面倒くさいので黙って周りに合わせてきました。やれと言われればやるし、何も言われなければそのままです。

しかし、決して手抜き作業をしていたわけではありません。

やらなければいけないことはキッチリとやっていました。

ただ“必要以上には頑張らなかった”ということです。

 

正直なところ、文章を書くのも昔から“ブレずに”苦手なので、本コラムを寄稿するにもすごく時間を要してしまいました。

出来ればあまり書きたくないなという思いもよぎりましたが、今ではこのコラムに寄稿する意味を理解することができます。

 

取り巻く環境の変化 ブレる?ブレない?

なぜ理解できるようになったかといいますと、年齢を重ねるにつれて自分を取り巻く環境が変わったからだと思います。

  1. 上司が放任主義の方から面倒見の良いイイ意味で口うるさい方に代わり、厳しく指導を受けているから
  2. 一応、業務課兼任になり今までよりも多くの方々とカラミを持つようになり、その方々になるべく迷惑をかけないようにしようという責任感
  3. 子供が成長するにつれて自分が手本にならなければいけないという使命感

こうして、大人になっても決して変わることのなかった“天から授かったブレない才能”は見事に「ブレる」ことになったわけです。

これらの仕事や家庭一つ一つの環境の変化が自分に影響を与え、『ブレることになった』のでしょう。

 

当たり前のことですが、あまり自分の考えを持たずにというのは昔のことで、今は達成しなければならない明確な目的目標があるので、それを達成するために日々励んでいます。

皆さんが天から授かった才能は、仕事においてこれからも「ブレず」に通用するのか、それとも「ブレなければ」通用しないのか。

その答えは自分自身が決めることだと思いますし、このような環境変化はたまたま私にだけ起こったことではなく、皆さんの中でも「これから」起こりうることだと思います。

むしろ一昔前よりも、もっともっと環境の変化は激しいものになっているのをニュースだけでなく、実感ベースでも感じている人は多くいるはずです。

 

私は環境変化により「ブレる」ことで物事が好転しましたが、「ブレない」ことで、事がうまく運ぶ人もいるでしょう。どちらが良いということではなく、“環境変化に適応”することが肝心だということです。

 

最後に

最後に偉人の名言を紹介させて頂きます。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」

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