
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、マスクの着用と出勤前の体温測定、全国一斉休校、一回目の緊急事態宣言発令、オリンピックの延期、イベントの制限、リモートワーク、緊急事態宣言解除後の飲食店や農林漁業者・旅行業界の再活性を目的としたGo Toキャンペーンなど、我々の暮らしや働き方に今までにないような大きな変化がおきました。
2021年になっても状況は変わらず、二回目・三回目・四回目の緊急事態宣言が発令され、時短営業要請により外食産業に大きな影響を与えました。
また、新型コロナウイルスが人から人へ感染するものであるため、渡航制限や外出制限が実施されたため人や物の交流も制限され、その結果世界経済が急速に悪化し、その経済悪化の波はさくらGSにもおよび、大幅な受注減となりました。
私はその当時は東京工場に在籍していたのですが、東京工場では14時~15時で掛ける物が無くなるのは当たり前という状況で定時の17時まで品物があることなどほとんどなく、主力の遊戯機関係の品物も完全に止まっていたため、5月~10月までの全ての金曜日が臨時休業となりました。
また、年末から年始にかけて私を含めた3名が新型コロナウイルスに感染したため、1月4日~1月8日も東京工場のみ臨時休業となりました。(大変ご迷惑をおかけいたしました。対応して頂いた皆様、本当にありがとうございます。)

そのほかにもグループ全体を振り返ってみると、
①川崎工場亜鉛バレルライン2Gの横浜工場3Gへの移管
②東京工場閉鎖による吊るしラインの川崎工場1Gへの移管
など、今までにないような短い期間で大きな変化が起こりました。
なかでも②の東京工場閉鎖は私にとってとても残念な出来事でした。理由は、東京工場は私が一番長く勤めている工場で(全部合わせて15年くらい?)、製造しか経験の無かった私に排水処理や業務など新たな挑戦をさせくれました。とくに業務課は人との関わり合いが多いため、相手への気づかいや思いやる気持ちへの意識を大きく向上させてくれ、自身を大きく成長させてくれた工場だと思っていてその工場が無くなってしまうからです。また家から一番近い工場であり通勤時間が15分ほどだったので、そのメリットがなくなってしまうことも残念でした。
東京工場での生産が終了し一か月半ほど東京の排水処理と川崎工場1Gの手伝いをし、10月から横浜工場の3Fでお世話になっています。
未経験のラインが多いのでいろいろと迷惑をかけるかと思うのですが、今までの経験を活かして少しでも活躍できるように頑張っていきます。