コラム サクラみらいポケット

耳が痛い - 山本

更新日:

「自分の弱点をつかれた言葉で聞くのがつらい。」ということわざ…の話しでは無く、マスクをすることに慣れない自分が長時間マスクをしていて耳がちぎれそうな痛みに耐えている「コロナ時代」の素直な「ひとこと」。をお題にしました。

が、こんな耳の痛みなんかより、コロナウィルスに感染し、亡くなった方々や、入院し治療に苦しんでいる方々、その家族や友人…。その方たちの「痛み」に比べたら…小さい「痛み」。

この「コロナ時代」、今までの「当たり前」がガラっと変わったことを見聞きすることになりました。

減産が決まり休業する企業のニュース、失業率の増加や倒産、GWでは帰省で大渋滞する高速道路や乗車率100%超えの新幹線・大混雑の空港が今年はガラガラ、閑散とした繁華街、甲子園大会の中止やプロ野球の開幕延期。

聞きなれない「言葉」も耳にするようになりました。

3密、ソーシャルディスタンス、ロックダウン、クラスター、オーバーシュート、リモート、テレワーク、無観客。

上記のことが起きたり、耳にすることを約半年前の年末・年始に予想出来た人います?

環境や情勢は刻一刻、又は徐々に変化し、気付けば大きく変化していきますが、今年は急激に変化しています。

変化に適応し、進化し続けなければ、「企業」も「人」も生き残ることは出来ません(亡くなられた方々すいません)。

又、変化が見えない人は「適応」することが出来ません。

常に常識を疑い続け、常に新しいビジョンを描き、常にスキルを磨き、失敗しても何度でもチャレンジし続けることが「適応力」。

ジッと何もしないと適応出来ません。

(「ジッと何もしない」は、不要不急の外出自粛やステイホームのことを言っている訳ではありません。)

「失敗しても何度でもチャレンジし続けること」と書いた瞬間、ドリカムの「何度でも」の歌詞が浮かんでしまいました。

誰かや何かに怒っても

出口はないなら

何度でも何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ

~中略~

10000回だめで へとへとになても

10001回目は 何か 変わるかもしれない

「誰かや何かに怒っても」…

コロナウィルス、発生源の中国、政府・安倍さんの対応等に愚痴や文句を言ってもなんの解決にもならんし、出口も無い。外出自粛とマスク・手洗いで自己防衛。

「何度でも何度でも立ち上がり呼ぶよ」…

人類はこれまで、数々のウィルスと何度も戦ってきました。

調べたら、もう治る病気と思っていた感染症でいまだに数千人の死者が出ている病気もあります。インフルエンザ、B型・C型肝炎、結核、ノロウィルス、日本脳炎、破傷風…。

ワクチン・予防接種での対策、新たな薬の開発・医療機器の発達等、何度も立ち上がってきました。

「10,000回ダメでヘトヘトになっても10,001回目は何か変わるかもしれない」…

何度やっても、10,000回失敗しても、あともう1回やって自分を乗り越えていけば、その積み重ねは自分のスキルや知識・経験となり成功体験となる。

勝ち残る強い組織を目指し、「コロナ時代」に打ち勝ち、コロナと共生し、「進化」した会社、「適応」した人材となることを今年の新たな目標とし、気は早いですが今年の忘年会では、「何度でも」を唄います。

その歌を聞かされた人は、耳が痛くならないよう…<m(__)m>。

-コラム, サクラみらいポケット
-

Copyright© Challenger's Voice , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.