安全衛生
健康企業宣言
あなたにも禁煙の“波”が来る！？
「禁煙」の話となると、喫煙者のみなさんから「はいはい、いわれなくてもわかっています」という心の声が聞こえてきます（笑）
『QUPiO Plus』編集部はこの健康お役立ち記事の中で「健康のために今すぐたばこをやめよう」などと正論を叫ぶ気はありません。
にもかかわらず、今回は禁煙の話題を取り上げようと……（笑）。
そこで編集部が取った行動は「最近、禁煙した人たち」への取材です。
この続きに、決して斬新な禁煙テクニックが書かれているわけではありませんが……「たばこは文化」と語るダンディな56歳の禁煙エピソードに加え、編集部が取材を通して得た発見（!?）を最後にまとめてみました。よろしければお付き合いください。
大好きなたばこをやめた僕は、自分のからだではなく、自分の存在を守ったのかもしれません（56歳男性）
▼たばこへの思い▼
僕のたばこ好きは、健康のことを注意されても変わりませんでしたよ
僕はね、たばこが大好きなんですよ。
たばこが生んだ文化すらあると思っていて、例えばパイプやライターのような製品は一つの文化だと思っています。外国映画などで俳優がたばこを吸っている姿も絵になるし、お洒落でかっこいい。そして、たばこの味も香りも好き。肺に煙が入ってピリッとする感じとかね（笑）
「からだに悪い」とか「脳卒中や心筋梗塞、肺がんの危険性が高まる」とか、健康のことを注意されてもたばこが好きという気持ちは変わりませんでした。
▼家族との関係、心境の変化▼
妻「会社の人は臭くても我慢している。こんなことをいうのは家族だけよ」
でもね、いつからかにじみ出ている（自覚は無いのですが……）加齢臭に加え、たばこ臭。僕は家庭内で“ニオイ差別”にあう存在でした。
歳をとると職場でも家庭でも煙たがられるじゃないですか？ 家族からは名実ともに煙たがられていると思いましたよ（苦笑）
妻と娘に「臭い、臭い！」といわれ続け、ずっと「うるさい」といい返してきたけど……やっぱりね、毎日帰宅するなりネガティブな言葉を浴びせられ、自分が明らかに排除されているのは不愉快ですし、傷つきますよ。
今思うと、禁煙に至った背景には、家族から白い目で見られるのが怖くなり、禁煙することで自分の存在を守ろうとする気持ちがあったのかもしれません……。
ちなみに、妻にいわれた「会社の人は臭くても我慢しているのよ。こんなことをいってくれるのは家族だけよ」という忠告は今も頭に残っています。
あと、僕が若い頃に比べて、喫煙者が周りに気を遣わなければいけない世の中になり、かつて持っていた「大人の男はお洒落にたばこを吸うもの」というイメージはどんどん変わっていきました。
家族も含めて、周りからの嫌悪は一番大きな動機ですね。
▼さあ、禁煙のとき。私の禁煙法▼
SNSで宣言しちゃったんですよ
一種の催眠術、自己暗示をかけたんですね（笑）
56歳の誕生日でした。カフェでコーヒーを飲みながら、たばこを吸い、SNSに届いた「誕生日おめでとう」コメントにまとめて返信していたんですよ。
「みなさん、メッセージありがとうございます。さて、私は今、こうしてたばこを吸っているわけですが、この1本を最後にたばこのケースとライターを捨てに行くことにします」と。ウケるかなと思って（笑）
そして、たばこが数本残っていたケースと新しいライターをゴミ箱に捨てました。
その行動（映像）を頭に焼き付ける。それは、催眠術をかけるときに指を“パチン”と鳴らすアレと同じですよ。自己暗示をかけました（笑）
本数を徐々に減らしていく禁煙方法もありますが、僕の場合は、この瞬間から完全にたばこを断つことにしたのです。
振り返ってみると、自分の中で禁煙につながるいろいろなことが集まったタイミングが、あの誕生日だったのかなと思います。
ウケを狙ったSNSでの宣言でしたけど、「がんばってくださ～い」「君ならきっと大丈夫♪」といった友人の呑気な応援コメント（笑）を見ると、決して悪い気はしませんでしたよ。
56歳の方の禁煙エピソードはいかがでしたか？
編集部は他にも数名の「最近、禁煙した人たち」に取材してきました。
スペースの都合で全てを紹介することができませんが……最後に、編集部が取材を通して得た発見（!?）をお伝えします。
大切なのは「禁煙しよう」という気持ちが高まるタイミング。そういった禁煙の“波”が人生の中で度々来るようなので、その波に乗れるかどうかで後の人生が変わると感じました。発見をまとめると……
出展：Qupio Plus 2021/10/21(木)「健康お役立ち記事」より
宮入先生のお話
最近の感染症の状況
新型コロナウィルス感染症は患者数が激減し感染が落ち着いているように見えますが、まだまだ油断できません。年末にかけ人と会う機会が増えることからデルタ株の流行再燃が危惧されています。またオミクロン株の海外からの流入も時間の問題で、近い将来市中感染例が出てくるものと予想されています。オミクロン株は感染力が強いものと考えられており、南アフリカではデルタ株からオミクロン株へ急速に置き換わりつつあります。また世界的にも広がりつつあり、すでに50か国近くで感染が確認されています。
インフルエンザは、昨シーズンは殆ど患者発生が見られませんでしたが、今シーズンは徐々に患者が発生しつつあり、学級閉鎖も11月最終週までに兵庫県で1校報告されています。また日本各地で強病原性の鳥インフルエンザＨ５亜型が養鶏場で発生しています。これがさらに養豚場に広がると人に感染しやすいウィルスに変異してきますので、こちらの状況も注意してください。
インフルエンザワクチンの供給は昨年に比べ６－７割程度とされており、11月には一部の地域で供給が間に合わないといった事態も起きました。インフルエンザ発症予防のために、ワクチン接種を受けられることをお勧めします。
もう１種冬になると流行してくる感染症として、ノロウィルスによる感染性胃腸炎があります。昨年は殆ど患者発生がなかったのですが、今年は例年ほどではありませんが徐々に患者発生が見られるようになってきました。
ノロウィルスは体内に入ると数日で発症し、下痢、嘔吐、腹痛、発熱などの症状を引き起こします。通常数日で症状は消失しますが、便中には症状消失後かなりの期間、ウィルスが存在するといわれています。調理場を介して発生する集団食中毒では通常大規模となりますが、地域で散発的に発生する場合も多くみられます。
ノロウィルスの感染力は非常に強く、数十個～数百個のごく少量が体内に入ると発症するとされており、インフルエンザウィルスが数千個以上で発症すると言われているのに比べさらに感染力が強いことがわかります。貝類の生食に起因することが多いとされていますが、地域で散発する場合は原因食品が不明であることが多く、嘔吐物などを介して接触感染や飛沫感染で感染する場合もあると考えられています。ノロウィルスは、アルコール消毒は無効です。ふき取り消毒などには塩素系の消毒薬を使用する必要があります。手指消毒にはそれ用の塩素系消毒薬を使用するか、徹底した手洗いが有効です。
協力：安全衛生委員会
入退社情報
入社
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- 10月
- 横浜工場 中村 樹里さん
- 川崎工場 チェン ライ ビン
- 11月
- 横浜工場 小原 渡さん
- 川崎工場 新垣 真弘さん
- 浅田センター 巖谷 ファリバさん
- 12月
- 横浜工場 グエン ティ フォンさん
- 横浜工場 曽我 瑞紀さん
- 川崎工場 髙橋 靖志さん
- 川崎工場 ヒロシマ ロワサナさん
- 10月
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退社
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- 10月
- 浅田センター 水野 幹子さん
- 11月
- 横浜工場 石毛 浩之さん
- 横浜工場 グエン フォン ソンさん
- 川崎工場 レー バン トアンさん
- 10月
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社員の皆さんのお祝い・お悔やみ
お悔やみ
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- 11月 横浜工場 早坂 隆さん 御岳父様逝去
- 11月 川崎工場 清村 和人さん 御母様逝去
謹んでお悔やみ申し上げます
編集後記
- 今年も早いもので師走を迎え、年が暮れようとしてますね。風邪は引かず元気に年を越せそうな酉年生まれの岡です。この時期になると毎年やることがあるんです。それは「ふるさと納税」です。もし利用していない人がいるなら是非！これはお得です！ 岡
- 先日2年ぶりに友人と美術館に行きました。100年位前に描かれた絵画が中心でしたが、現代もなお人々を魅了し続けています。美しさに感動し、久しぶりにとてもいい時間を過ごすことができました。皆さん年末進行の只中かと思いますが、来年は事故やケガなどなく、健康でよりよい一年を迎えられるよう願っています。 杉浦
- 実は、結構料理が好きな私ですが、先日新しい調理家電を買いました。その名も「ハンドブレンダー」。いろんなアイテムがついていて、すりつぶす・みじん切り・撹拌などなど1台8役というすぐれものです。買ってきたその日に早速じゃがいもを蒸しポテトサラダを作成。いやはや今まで潰すのに苦労していたのは何だったんですか？って程に一瞬で作れました。こういう道具との出会ってほんとに楽しい瞬間です。そういえば、横浜工場で小林課長がいろんな工具持ってらっしゃって、すごい楽しそうに説明しているのを先日見ました。ものづくりをしている我々は大なり小なり皆さん工具好きなんでしょうね。今年の正月はなんの料理を作ろうか検討中。来年も腕に磨きをかけたいと思っております。 林