広報

2020年9月 広報さくら

更新日:

 

第5回 いいね!大賞授賞式


2020年7月23日に、横浜工場食堂にて第五回いいね!大賞授賞式が行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止策としてソーシャルディスタンス確保のため、会場へのご参加は関係者のみとさせていただきました。
☆いいね!大賞は、従業員の皆さんが普段なかなか言えない「いいね!」「有難う!」「頑張っているね!」と感じる言動等、他人の仕事に興味を持ち褒め合う事により「気付き」の促進を目的としたものです。☆

①代表取締役社長あいさつ 真木さん

「おはようございます。やっと今年のいいね!大賞ができるのですが、本来であれば鬼怒川温泉にホテルを取って、そこで社員旅行と合わせて第5回のいいね!大賞を盛大に行おうと考えていました。残念ながらコロナというところで世界が激変してしまいました。一応、私もギリギリ2月いっぱいくらいまではなんとか行ってやろうと思っていたのですが、3月に入ってさすがに様相が変わりまして、これはもう無理だなと、3月の頭に旅行の中止を決定しました。4月に何らかの形で開催をしたいと思っていましたが、4月の開催は難しいなというところで、7月のこの辺りであれば落ち着いているであろうということで甘く見ていたのです。それも結局難しいと。最初はこの7月23日にみんなで食事をしたりしながら、もう少し人数を集めた形でやりたいと思っていたのですが、ちょっとそれも難しいということで…結果こういう形で非常に簡素な形で会を実施することとなってしまいました。本当に残念なことだと思いますし、悔しい思いでいっぱいです。ただこうして第5回いいね!大賞授賞式を迎えられたことは非常に嬉しく思っています。
私も3月21日から横浜工場の工場長を兼務し始めて、私のスタンスとして、いいね!大賞は社員のものだと思っていて、社長の私があまり個別の人に「いいね!」を送ったりすると、どうしても人事評価的な感じになっちゃうかなと思っていたので、自分自身の投票は極力避けようと思っていました。工場長になったわけなので、私もいいよねと思うようになって、実は今書いています。書いていると結構いい気持ちになります。
先日この横浜工場のエレベーターに乗るとき、小林真二君と一緒になりました。二人きりでエレベーターに乗っていたのですが、何気なく暑いねって話をしていたら、「社長この夏マスクいいですよ、すごい涼しいですよ。普通のマスクなんかと全然違いますよ。」と話しかけてきてくれて。「そうなんだ、その黒マスクそんなにいいの?」「本当に快適なんですよ」「へー、そうなんだ」「ぜひ試してみてください」「真二君それどこで買ったの?」「横浜駅の地下街です」「じゃあ俺も夏の快適マスクって色々出ているみたいだけど、そういうのを研究して探してみるわ!」なんて短い話をしたのですね。私の中でこれがすごく「いいね!」だったのです。
つい先日も、ちょっとトラブルがあってYCラインの液が壊れてしまった。壊れたせいで金曜日臨時休業となっているけれども、どうしてもお客さんの納期に間に合わないということで、金曜土曜に出てもらいました。名前は控えますが、ある人が「液が壊れたせいで金曜土曜仕事に出なくちゃいけなくなって、みんなにすごく迷惑かけて、すごく悔しい。」そういう風なことを言って、その前に色々あったのですが、そしたら泣くんです。そこまでして仕事に対して責任を持って一生懸命やっていたのって、すごいいいなと思って。
いいね!大賞っていうのは5年続いてきて、カードを送るということに対して役職者には申し訳ないけれど、ノルマのようなものを、一般社員の人も何枚か出すと報奨も出るよという、ちょっとしたノルマみたいなものもあったりして。ネタがつきたよって思う人もいるかもしれないけど、探せば「いいね!」って毎日あるんです。私だってもらうと嬉しい。YC の永井君からいいね!カードをもらって、横浜工場長としてこの間面談をしてくださってありがとうございます、感謝感激ですというそんな風な内容を一生懸命書いてもらうと、嬉しいんですよね。
やっぱりこうやって、あくまで全員参加で、こういう「いいね!」を送り続けるって事は、私にとっては非常に価値があると思います。これからもみんなで「いいね!」を広げて、第10回、15回、20回を目指して続けて行きたいなと思っています。こうやって表彰されている面々を見ると、何度か表彰されている人もいますが、これからも「いいね!」を取るためにじゃなくて、みんなのために、そしてお客さんのために何かをすることが、結果的にみんなから感謝されたり、お客さんから感謝されたりすることにつながるって、会社の立場もあるし、自分のやる気になるんだということを忘れずに仕事に従事してほしいです。そして、そういう「いいね!」と思う気持ちをプライベートでも持って、お友達や家族にも感謝じゃなくても、何かしらの折にプレゼントやお花や好きなものを、誰かのために考えてあげる。そういうお友達や大事な人、家族にも何かしらの形で「いいね!」を贈りあえるような習慣を残せると、君たちの人生も豊かになると思います。長くなりましたが以上です。ありがとうございました。」
②常務取締役あいさつ 塚本さん

「皆さん、おはようございます。今日はいいね!大賞授賞式ということで受賞者の皆さん、おめでとうございます。そして「いいね!」の準備をしてくれた、いいね!委員の皆さんありがとうございました。ご苦労様でした。
私の方からは今、世の中コロナコロナコロナコロナ…毎日コロナですね。本当に嫌になってしまいますけれども、このコロナの状況で私もお客さんの所に何度かうかがいました。皆さん元気がないですね、本当に。行く度に私も元気を取られてしまいます。
だけど、中には元気のある会社もたくさんあって。その中で私が感じるのは、元気っていうのはお金みたいに循環するのかなって思います。お金は人から渡されて、また人へ渡す。この循環が世界を動かしますけれども、元気も人からいただいて、人に渡す。それが巡り巡って世の中動いているんじゃないかな、というように感じます。この「いいね!」というのは、人を褒める、人のいい所を探す、この循環は元気の循環に繋がると思います。ですからコロナの厳しい世の中ですが、皆さんが少しでも人に元気を与えて、人から元気をもらって、会社をそして皆さんの生活をより良くしていただきたいと思います。
最後になりましたけれども、そうは言ってもコロナにかからないように、幸いなことに会社のメンバーでコロナになったという人はいません。この間平林君がPCR 検査を受けて陰性だった、これはいいことだと思います。これからも是非皆さん、感染対策に気をつけて会社も一生懸命感染症対策していきますので、皆さんの家族も含めて体に気をつけて、どうぞよろしくお願いします。」
③ナイスファイト!賞(仕事を頑張っている・仕事が上手・仕事が出来てスゴイ等、ナイスファイトな人)

宮腰 篤さんコメント
「このような賞をいただきありがとうございます。西川さんに選考していただきましたが、クレームがあって自分が責任者ということもあって、すぐに対応しなくてはならないというところで、西川さんがやってくれるということではあったのですが、自分で何か対応しなくてはならないと思い、再発をしないように気をつけて、すぐに対応したことが、こういう賞につながったのかなと思います。これからも皆さんの模範になれるように頑張っていこうと思いますのでよろしくお願いします。」
④ナイスチャレンジ!賞(新しいことにチャレンジし、結果もついてきている。まさにナイスチャレンジャー!な人)

新原 淳史さんコメント
「このような賞をいただいてありがとうございます。教習所に通っていたのは、将来ドライバーさんになりたいという願望があってのことなので、仕事終わりにも継続して通うことができました。将来ドライバーさんになって会社のお役に立てればと思いますので、皆さんにも迷惑がかけることがあるかと思いますがよろしくお願いいたします。」
⑤いい人だね!賞(スマイル、挨拶、身だしなみ等、さくらの鑑としてふさわしい人)

石山 拓哉さんコメント
「おはようございます。川崎工場業務の石山です。今回このような賞をいただきましてありがとうございます。最近自分の業務に時間を取られすぎて他の業務を手伝えていないので、今回山本さんから「いいね!」をもらった内容の、「他の業務を手伝っていく」というのはなかなかできていないので、これから自分の業務の効率化を図って他の部署の仕事を手伝えるような人間になれたらなと思います。今コロナで外に出られなかったり遊びに行けなかったり、気持ちが落ちるようなことが結構あります。自分の時間が多く取れるということでいい方向に捉えて、仕事の知識を得たり、家でできることをしたりして仕事に活かしていけたらなと思います。今回はありがとうございました。報告が遅れましたが、今嫁が妊娠しておりまして、現在7ヶ月です!」
⑥見えにくい所ありがとう!賞(気付きづらい所、嫌な所の掃除等、縁の下の力持ちの人)

新井 眞由美さんコメント
「今回このような賞をいただきましてありがとうございます。玄関に去年「ムスカリ」という花を植えさせて頂きました。そのお花の花言葉は「明るい未来」です。これからも精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。」
⑦助けてくれてありがとう!賞(助けてくれて有難う、お手伝い有難う等、困っている時に現れるオタスケマン)

安田 和雄さんコメント
「横浜工場YC・排水担当の安田です。今回このような賞を頂きありがとうございます。助けてくれてありがとう賞ということで、実際自分も作業していてトラブルがあった時に、栖原さんや色々な人に助けてもらったという経緯があります。そしてそれを見て、自分も見習って人を助けて、この工場の発展のために力になれたらなと思って日々作業しています。以上です。」
⑧アドバイスありがとう!賞(教えてくれてありがとう、教えてくれて助かる等、グッドアドバイザーな人)

笠原 将嘉さんコメント
「技術部の笠原です。素晴らしい賞に選出していただいてありがとうございます。今回はアドバイスありがとう賞ということで、私のアドバイスや意見で皆さんの抱えている課題の解決につなげることができれば、技術部の技術に携わるものとして、非常に喜ばしいと感じています。私も頼られ続ける存在であり続けるよう、日々努力していきたいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございます。」
⑨選考委員特別賞(各賞とは違うけど、ぜひ受賞していただきたい方を選考委員が厳選)

A.奈良 志郎さん 欠席
B.社内報メンバー(岡 秀孝さん・杉浦 清美さん・林 洋輔さん)

代表 杉浦 清美さんコメント
「 おはようございます。表立ってインタビューや寄稿者とのやりとりをされているのが岡さんで、私はコラムの感想を送ったり、文章の修正を依頼したりする人で、まったく表立っていないところで林さんがいます。瀬古さんのカードの内容というのは、大体、林さんということになると思うのですが、今回は代表ということで大変恐縮しております。皆さんが社内報で目にされているコラム等ですが、コラムを提出される方はすごく頑張って考えて書いていただいているのを、いつも早い段階で読むことができるというのはとても嬉しいポジションだなと思っています。大変恐縮です、ありがとうございました。」
⑩早坂インプレッション賞

選考理由 早坂 隆さん
「選ばせてもらった背景として、いつも実習生相手に通訳をしていただいていて、私も助かる部分がありました。シンさんの人柄が浸透しているのか、ベトナムの人達への伝言は全て理解していただいて、すごい信頼を得られているのだな、みんなに頼りにされている、すごいなと思いました。また、シンさんが周りのベトナムの人達にすごく協力的で、試験を通らないと実習生として残れないという内容もあり、そこにすごく力を注いで手伝ってくれていることが素晴らしいと思い、選考させていただきました。」
グエン・ズィー・シンさんコメント
「横浜工場1Gのシンと申します。自分にとって、実習生のサポートは自分の仕事だと思います。周りの皆さんに応援していただいたおかげで受賞できてありがとうございます。これからも精一杯頑張ります。ありがとうございます。」
⑪山本インプレッション賞

選考理由 山本 憲一郎さん
「阿部君、おめでとうございます。今日何でここに来ているのかを、今初めて知ったかと思いますが…選ばせてもらいました。阿部君は毎日欠かさずラインをまわって、異常や変化、ささいな変化を見てくれています。そして報告してくれて対応できたということが多数ありました。品質と川崎工場のブランド力を守る重要な人物であるということで選ばせてもらいました。ありがとうございます。おめでとうございます。」
阿部 友洋さんコメント
「次回のいいね委員のあれで来てほしいと言われて来ました。ちょっと雰囲気見ておかしいなと思ったんですけど…ありがとうございます。こうやっていいね!大賞を続けていくと判断してくださった真木さん、ありがとうございます。日頃こうやって、こういうのができるっていうのは、製造の皆さんが頑張って売り上げに貢献していただいて、営業部の方が仕事を取って来ていただいてできていると思うので、社員の方々に感謝したいと思います。選考していただいた行動、ラインを回るというのは、最終的に自分に降りかかってくるっていうこともあるので、事前に潰しておいたほうが…後々大きな問題にならないようにするっていうのは多少あります。今後また自分が気になったことがあったら報告して、大きな問題にならないようにできるようにしていきたいと思います。ありがとうございました。」
⑫塚本インプレッション賞

選考理由 塚本 泰三さん
「栖原君、いつもありがとうございます。私がこの賞を選ばせていただいたのは、知っている人が聞くと塚本さんが好きそうな内容と思うかもしれませんが。彼がこの12時に来るということは、おそらくお酒を飲んでいて、お酒を飲んで車で来たらとてもいけないことですが、聞いたところによるとお父さんに車に乗せてもらって駆けつけたそうです。こういうきちんとしたところ、その上で責任を果たすというところにとっても感銘しました。普段から一緒に仕事をすることがありますが、とても仕事に対して、自分のものとして受け止めて非常に真剣に取り組んでくれている様子がよく分かります。それで私も何度か助けていただいています。そのあたりも含めていつもありがとう、ということで選ばせて頂きました。本当にありがとうございます。」
栖原 健史さんコメント
「お疲れ様です。横浜工場8Gの栖原です。今回はこのような賞をいただきありがとうございます。この内容ですが、実際は朝まで会社にいませんでした。12時、終電ギリギリまでメンテナンス・機械故障を直しながら、実際お酒は飲んでいたんですけど、怪我をしないように上司に報告して許可をもらい行動していました。以上です。ありがとうございます。」
⑬真木インプレッション賞
⑭いいね!大賞MVP

選考理由 真木 洋平さん
「長根さん、おめでとうございます。みんなの「いいね!」を見ている中で、長根さんの「いいね!」に一番惚れてしまいました。フォークリフトの勉強を、「私、動くのが好きだから。」っていうような形でフォークリフトの免許を取っているところを知っていました。それだけではなく、東京工場は品管さんも常駐しているわけではなく、そういうことにも顔を出し、とにかく自分ができることを何でもやろうという姿勢、そして、改めて覚えようというところでは、私が考える社風にすごく一致します。今私が考えているのは、この会社で女性の方に活躍して欲しいとすごく考えているので、まさにその見本だなと思って、本当に惚れてしまいました。結婚してください。おめでとうございます!ありがとうございます。」
長根 広美さんコメント
「東京工場の長根です。今回このような素晴らしい賞をいただきましてありがとうございます。すいません2つも欲張りまして…。東京工場は人が少なく、事務員は私一人で事務所から現場がよく見えます。そんな中作業者の方が忙しく動いていて、手が回らないところをみると手伝わざるを得ない。やっぱり一人でもいろいろ動ける人がいればいいなと思い、フォークリフトの免許も会社で取らせていただきました。とても感謝しています。これからも人が足りない中、みんなでチームワークを大事にして協力し合って、東京工場まとまっていければと思います。ありがとうございます。」
⑮締めのあいさつ

吉成 信明さん
「今年もみなさんのたくさんの「いいね!」の感動をありがとうございました。また、この日を迎えるにあたって、たくさんの準備、ご苦労があったと思われます。いいね!スタッフのみなさん、お疲れ様です。来年はコロナとかの影響がないように、またみんなで、今日来られなかった人達がいますけれども、感動のいいね!大賞を迎えられたらなと、切に思う次第でございます。」(三本締めさくらGS益々の発展と皆様のご健勝を祈念いたしまして)

川崎市 令和2年度(市制96周年)川崎市商工業従業員永年勤続者表彰式

2020年7月15日 川崎市産業振興会館にて川崎市商工業従業員永年勤続者表彰式が行われました。
さくらGSからは、川崎工場を代表して(川崎工場2G)山口明さんに出席していただきました。(工場長 山本さん同席)
この表彰式は川崎市表彰規程に基づき、川崎市の産業を長年にわたり支え、活躍してきた従業員を表彰するためのものです。
今回受賞したのは以下のみなさんです。
おめでとうございます!

川崎工場1G 栗村国彦さん 勤続年数60年
川崎工場2G 山口 明さん 勤続年数48年
川崎工場6G 熊谷正之さん 勤続年数33年
川崎工場1G 奥野敏子さん 勤続年数31年
川崎工場1G 鈴木信男さん 勤続年数31年
川崎工場1G 小林功二さん 勤続年数24年
川崎工場1G 吉川則之さん 勤続年数26年
川崎工場1G 竹内絢子さん 勤続年数25年
※対象は川崎市に所在する川崎工場のみ。
※勤続年数は授賞式時点。

安全衛生

健康企業宣言

リフレッシュ

今年も梅雨が長引、猛暑日が続いたことで疲労がたまっている人、多いのではないでしょうか。
リフレッシュとは…元気を回復させること。気分を一新することです。
9月は、週に一度の「しっかり睡眠」と「ちょっときつめのウォーキング」についてご紹介です。

疲れているのに眠れていない人はいませんか?

寝るための準備をしましょう。理想のリズムは、寝る3時間前までに夕食を済ませ、寝る1時間前までにお風呂に入ってからベッドに入りましょう。寝る前、パソコンやスマートフォン、テレビなどみるのはおすすめしません。
平日に1日「しっかり睡眠」をとる日をつくってはいかがでしょうか。残業せず、飲みにもいかず、まっすぐ帰宅し、理想のリズムで睡眠を心がけます。

ちょっときつめのウォーキングで心身のストレスを解消しましょう

少し汗ばむ程度の速さで、歩きながらニコニコ話せる程度速さのにより、否定的な感情が低下し、活力が上昇します。また、心の乱れの改善も期待でき、心地よい睡眠や正常な食欲につながります。

宮入先生のお話

新型コロナウイルス感染症について

新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は一旦感染拡大が抑え込めたものの、現在全国的には第2波の真っ只中の状況ですが、首都圏ではやや患者数が減少傾向で第2波も落ち着き始めているようです。但し既往の感染者を示す抗体保有者の割合は極めて低いので、今後また第3波が来ることは確実で、完全にコントロールされるまでには数年かかると言われています。

第2波では、当初20-30歳代の若い層を中心に夜の接待を伴う飲食店関連のクラスター、友人との会食など飲食の機会に感染したと思われる事例などが多くみられましたが、その後職場内での感染事例、家族内感染事例などの増加に伴い40-50歳代、さらにその上の世代へ感染が拡大しています。

今後一度感染が落ち着いたように見えても、恐らく無症候感染者から無症候感染者へと感染が持続していると考えられますので、引き続き飛沫感染の防止(マスクをしない状態での会話は要注意です)、接触感染予防(特に手指の消毒)を心がけましょう。

現在開発中のワクチンがのうち幾つかは感染防御に必要な中和抗体を十分量産生させることができたと報告されており、現在臨床試験が進行中です。ワクチンは時に思いがけない重大な副作用が出てくることがありますので、まだ楽観視するのは禁物です。また最近公表されたデータで、このウィルスに対する抗体は長続きせず数か月で消失すると報告されており、ワクチンの効果も長続きしないのではないかと言われています。場合によっては数か月ごとに接種する必要があるかもしれないといわれています。

治療薬についてもウィルス感染症の治療薬は確実に効果があって治癒させる効果があるというものはまだありません。ウィルス感染症は一般的に自然治癒傾向が強いので、効果的な治療薬の開発にはまだまだ時間がかかるとされています。レムデシヴィル、アビガンの効果も必ずしも重症者すべてを救えるわけでもなさそうです。COVID-19の病態はかなり複雑なようなので、特に重症者に対する治療法の確立にはまだまだ時間がかかりそうです。

新型コロナウィルス抗体検査も一部の医療機関で実施できるようになりましたが、これは過去に感染したかどうかを確認するために行う検査です。この抗体は数か月で消失する可能性が示唆されています。その場合再度感染する可能性があり、集団免疫という考え方、あるいは抗体パスポートという考え方が成り立たないのではないかと言われています。

PCR検査は陰性の場合、あくまでも検査の時点で体内のウィルス量が検出限界以下ということを意味します。検査時点では感染してから日時が経っておらずウィルス量が検出限界以下のため陰性となる場合もありえます。そのため陰性者でも数日後には陽性となる場合もありますので、陰性だから他人に感染させることはありませんといった証明にはなりません。そのためPCR検査陰性の場合も潜伏期間14日間は健康観察のために隔離などが必要となります。今後業務での海外渡航が解禁されるようですが、この場合渡航直前のPCR検査が陰性であることが必要とされ、渡航先では14日間の行動制限が課される見込みです。

コロナ渦の中で、運動不足で体重が増加した方、あるいは飲酒量が増えてしまった方がかなりいらっしゃるようで、その結果高血圧症などの生活習慣病が悪化した方も見受けられます。生活習慣が乱れて体重が増加していないかどうか、いま一度見直しましょう。

協力:安全衛生委員会

入退社情報

退社

      • 3月
        • 東京工場 成田 伸悦さん
      • 6月
        • 川崎工場 菅生 慎さん
      • 7月
        • 浅田センター 川田 直弘さん
      • 9月
        • 川崎工場 山口 明さん

社員の皆さんのお祝い・お悔やみ

お祝い

    • 8月 川崎工場 新井 匡さん ご結婚・第三子誕生
    • 8月 営業部  座間 覚さん 第四子誕生

おめでとうございます

編集後記

  • 新しい生活様式にもそろそろ慣れてきた?今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?NETFLIXベーシックプラン会員 岡です。今年はコロナの影響により、夏季休暇の帰省を断念しました。毎年、盆と正月はほぼ必ず帰省しているのですが、7~8月にかけ第2波のピークが来ておりギリギリの判断で飛行機をキャンセル。そこで!実家方面に暮らす兄からの提案でオンライン帰省をすることになり、Zoomを使い1~2時間程、実家と両親、兄弟、姪っ子達と会話。う~ん‥顔を見れるのはいいんだけど何とも。。日頃はオンライン推奨派の私なのですが、さすがにリアルも恋しくなってきました。年末年始は帰省できると願って既に飛行機も予約済み。早い終息を願うばかりです。 岡
  • 今号にコラムをお寄せいただいた若手の皆様、多かれ少なかれ戸惑いや不安があったかと思いますが、頑張って提出して頂き感謝です!第5回いいね大賞授賞式で受賞者一人一人の前向きな声を聞けて感動しました。次回のいいね授賞式が再びみんなで感動を共有できる場になるととってもいいね!と思います。 杉浦
  • 今回のコロナ自粛の影響で免疫が低下した影響か、生活習慣病にかかる人が増えているようです。私も最近体重を気にするようになり品管 西川さんとは連日「カロリー」の話をしておりました。食生活の改善も必要ですが何より運動。実は犬を飼い始めて早5ヶ月。散歩をする習慣ができたことは犬に感謝です。そろそろ涼しく散歩日和。健康維持のために皆さんもどうですか? 林

-広報

Copyright© Challenger's Voice , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.