コラム サクラみらいポケット

考え方、物事の見解の重要性 - 那須

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「さくらで働く20代若手から見た、コロナの今と未来」このお題を頂き、まず始めに私が思ったのは読んでくださる皆様に私が何を伝えられるか でした。

そこで私は昨年大学を卒業したこともあり、周囲の友人に様々な境遇の人がいるため友人についてお伝えするとともに

コロナに対する私の考え方をお伝えできればと思います。

私の友人には大学生や就活をしている人、今年就職した人などおり、これから社会に出ていく人にコロナ禍で身の回りの状況がどう変化したか聞いてみました。

 

大学に通う友人

国家試験に向けて勉強していて、息抜きでの外出ができないのがつらい

大学に行けず、卒業研究に手が付けられないため卒業前に慌ただしくなりそう

授業がすべてオンラインでやりづらい

就活中の友人

説明会や面接が先延ばしになり就活を終えることができるか不安だった

面接がリモート式でやりにくい反面、自宅で行えたので緊張がほぐれた

中国地方在住の友人

お盆は帰省したいと思っていましたが、感染者数が増えているこの状況でなかなか帰れない

市内で1日1人出るだけでも不安になる

社会人1年目の大学時代の後輩

入社後すぐ自宅勤務となり、先輩社員らは社外との対応に追われていて仕事の指示もまともになかったため、働くことに対するモチベーションの低下や会社に対する不安が高まり、正直働きたくなくなりました

 

このようにコロナウイルスの影響で日常生活を崩された人は身近にもたくさんいました。

人生において分かれ道となる就活をコロナに壊された人やこれから社会人として進む出鼻をくじかれた人の意見は想像以上に苦しい経験だと感じさせられました。

しかし、コロナの被害を受けている方がいる反面、緊急事態宣言解除後、高頻度で飲みに行っている友人や7月の4連休、8月の長期連休で温泉旅行やディズニーランドに行っていた友人もいました。

8月の年齢ごとの感染率で20代、30代が半数を占めているのは自粛をしていない若者が増えたからだと思っています。また、重症化、死亡のケースは高齢者が大半であり、若者の危機感が薄いのは事実としてあると思います。

しかし、一概に自粛しろとも言い切れません。

お金を落とす人がいなければ生活が成り立たない仕事もたくさんあります。旅行業や接客業などがいい例です。自粛せず、出かけている人のおかげで生活が成り立っている人や企業があるのも事実だと思います。

さくらGSも顧客ありきのお仕事であり、サービス業との違いは人と関わるか、会社と関わっているかの違いだと思います。

製造業はサービス業と比べ人との接触率が少ないため、感染確率も少なく、

サービス業の仕事が激減した状況を

「自社は仕事があるから、自分とは関係ない話」

と割り切るのは簡単ですが、頑張ってくれている医療従事者や対策を講じている政府など人々のために働いている方がたくさんいる中、

私は関係ない話と割り切らず、可能な範囲で協力していけたらと考えています。

自粛する人、しない人、考え方は十人十色です。ルールやマナーありきですが、遊んでいる友人に 自粛しよう と自身の考えを強要はしたくないですし、理解はできなくとも「そういった考えもあるのか」といった一つの考え方として受け入れて、否定から入らないよう心掛けていこうと思うようになりました。

コロナから学ぶ物事の見解

毎日のニュースで新型コロナウイルス陽性者何人、死者数何人など報道しており私が思ったのが、不安にさせる内容が多く、少しでも明るく思えるニュースを伝えてほしいでした。

そこで今年はあまり聞かなかったインフルエンザについて調べてみました。

インフルエンザは例年1000万人を超える感染数であり、昨年の死者数は約3500人でした。それが今年は感染数約730万人、死者数約900人と激減しておりました。

これは過去5年で最も少ない記録となっており、コロナ対策である不要不急の外出、手洗いうがい、人との距離感を全国で徹底し、対策したからこその記録だと思います。

コロナの感染者数という目立つニュースに目をとらわれず、コロナ対策を行うことで他の感染症を防いでいたという他の目線で世の状況を見ることで違う考え方もできます。

一つの情報を参考にした上で、その情報だけにとらわれず物事の本質を見定め、あらゆる角度から考えられることが大切だと感じました。

これは仕事にも同じことが言えると思いました。

得た情報が本当に正しいかどうか、どういった意味があるのか、確認し業務に臨むことでミスが抑えられ、

違う視点から物事を考えられれば想定外の問題や困難にぶつかった際、解決の道につなげられることもできるかと思います。

コロナウイルス=危険、怖いと捉えるだけでなく、様々な考え方、見解を持つことで自身の見識を広げ、大変な状況下だからこそ普段とは違う目線で新しいことに挑戦する、自身が成長できるチャンスであると考えています。

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