

ど~も~、横浜工場の清村です。
昨年の夏、バドミントンの世界選手権にて、桃田賢斗選手が日本人男子のシングルで初優勝し、世界ランクも1位になりました!
なぜこんな話をするかって?実はわたくし、長年にわたりバドミントンをやっていたからです。このニュースは私の中ではものすごいことであり、同じ日本人として誇らしく感じました。
だって、あのテニスの錦織圭選手だって、グランドスラム大会での優勝は無いし、世界ランクも4位までですから、それを考えるとやはりすごいんです!!!
バドミントンという競技は、すべてのスポーツの中でも運動量がトップクラスであり、とてもきついスポーツです。
え?そんなきついスポーツなのに、なぜ私はそんなに良い体型なのかって?それは私が試合や練習後のビールのためにやっていたからであり、競技をしていた時もこの体型を維持してしまっていたのです。仲間内では、「身軽なデブ」で通っていました。
スポーツマンシップ

それはさておき、スポーツにおいて真のスポーツマンシップとは、ルールに則った(のっとった)公正なプレーを尊重し、相手選手や審判員に対し敬意を表し、マナーやモラルを重んじ、フェアプレーの精神を持つことと言えます。
2020年に東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。「勝敗だけではなく、ルールを遵守し正々堂々と全力を尽くす」という「フェアプレーの精神」がオリンピックでは重視されています。
私は若いころ、とある高校のバドミントン部のコーチをしていたことがありました。
その時の指導として、
- スポーツマンシップの徹底。
- バドミントンの楽しさを教える。
この二つはブラさず、徹底していたことを思い出しました。
特にスポーツマンシップに関しては、先輩後輩関係なく、ゲーム開始時の「おねがいします!」、ゲーム終了時の「ありがとうございました!」の礼、そして握手。生徒たちがプレー中にミスしたことは注意とアドバイスにとどめ、相手へのマナーの悪さ(スポーツマンシップに反すること)があった場合は厳しい指導をしていました。
ルールとマナー、そしてモラル
先に出た桃田賢斗選手は、3年ほど前に違法賭博行為により1年間の出場停止処分を受けましたが、復帰後に目覚ましい活躍をし、現在の地位を確立しました。
ここで注目したいのが、桃田選手はルール(法律)を守らず、モラルに反し、 スポーツマンらしからぬ行為をしたことです。もしかしたら、逆らえない先輩に連れていかれたかもしれませんが、言い訳になりません。このことにより社会的信用が無くなりました。ただし、そこから落ちた信用を取り戻すべく、ものすごい努力をして、復帰する事が出来ました。
これは、我々のような会社勤めの人も同じです。
会社にはその会社独自のルールがあり、礼儀やマナー、そしてモラルがあります。
ルールだと、例えばISOの各規定類であり、礼儀やマナーだと、さくらGSでいえば経営理念にもある「利他と感謝の心」ですネ。
ルールを無視する、礼儀やマナー、モラルを気にしない。このようなことがあると、チームワークや信頼性が低くなり、よい仕事が出来なくなります。
他人同士が集まって組織されている場では、信頼を得るには時間がかかりますが、嘘をついたりごまかしたりすると、信頼は一瞬で落ちます。そして一度落した信頼は、なかなか取り戻せません。
また、昨年の日大アメフト部の悪質タックル事件。スポーツマンシップもフェアプレーの精神もマナーやモラルも何もなく、非常にショッキングな事件でした。指導者の勝利至上主義により、犠牲になった選手はかわいそうでなりませんでした。
会社の中でも、管理・監督者、リーダーの指導が一歩間違えば、部下が犠牲になり、隠れ日大アメフト部になりかねません。部下を指導する立場の人は十分な配慮が必要とされます。
スポーツマンシップを意識する
私はバドミントンではダブルスをメインでやっていました。ダブルスではパートナーとの連携や気配りが大切で、お互いが称え合い、カバーし合い、楽しく全力を尽くしてプレーするところが大好きでした。
一度、めちゃくちゃレベルの高い選手と試合をした時、手を抜かれて腹が立った時がありました。そうした経験を踏まえ、格下の選手と試合をするときも相手への敬意を忘れず、全力でプレーすることを大切にしています。
スポーツマンシップが、ルールに則り正々堂々としたプレーをし、相手への敬意を忘れず、マナーとモラルを尊重したフェアプレーの精神でプレーすることであるならば、それは会社での仕事にも通じるとても大切な事だと思います。
ルールを尊重し、マナーやモラルに気を配り、フェアプレーの精神で行動をし、チームワークを大切にする。一人一人がスポーツマンシップを意識すれば、きっと素晴らしい会社になると思います。
だから私はスポーツマンシップを意識して、仕事に取り組むよう心がけています。
「宣誓!私はスポーツマンシップを意識し、全力を尽くして業務に邁進することを誓います!」

横浜工場 品質管理課 清村 和人