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「頭に来てもアホとは戦うな - 田村耕太郎」 - 長根

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『頭に来てもアホとは戦うな!』という本を読んでみました。

この本を選んだ理由は、タイトルが過激でどんな内容なのか興味がわいたのと

私は頭にくる事が多々あると思ったからです。

この本には、時間もエネルギーもタイミングも、たった一度の人生を思い切り謳歌する為の

限られた財産であり、それを「アホと戦う」というマイナスにしかならない使い方で

浪費するなと書かれています。

アホと戦う人はいったいどんな人なんだろう?

正義感が強い、自信にあふれる、責任感が強い、プライドが高い、おせっかい

どれも持っていた方が良い特徴で、ないよりはあった方が良いけどこのプラスの特徴が

あるがゆえにアホと戦う事になりやすいそうです。

正義感であげると勧善懲悪で考えてしまう人は「これが正しい」と言い切れるので

アホを間違っていると断罪してしまう様です。自分に似ている所があると思いました。

人間は100%正しく生きれる人はいないので順応性を持って人と接することで余計な

戦いをしたり、頭にきたりしないで済むと思いました。

人間は分かっていても、アホな人や非常識な人、先を読んで仕事をしない人などに腹が立って

ストレスが溜まります。

アホな人を相手にする労力ほど無駄はないと思いました。

頭に来た時の対処法は気持ちを落ち着かせる為に幽体離脱をする様に自分を

客観的に見る事だそうです。

言われた事に対してイラついて即反応するのではなく、まず自分を客観的に見て

相手はどうしてそんな事を言ったのか、どのような視点で物事を見ているのか、

冷静になって状況を分析することが大切だと思います。

私はこの本を読んで、今まで無駄な時間を費やして無駄な労力を使っていたと思います。

自分を客観的に見る事は経験値が必要だと思います。

でも習得出来たら、なぜ自分は今までこんな事で怒っていたのだろうと思うのではないかと

思いました。

言われてムカっとするのではなく先ずは深呼吸をして落ち着かせる事から始めようと

思います。

そして目の前の事を一生懸命にやり切る事で、新しい発見が出来たり

苦手な事、向いていないと思っていた事が出来る様になったりするかもしれません。

一度きりの人生、悔いのない様に生きようと思いました。

東京工場 業務係 長根

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